カテゴリ: CodeIgniter 更新日: 2026/01/08

CodeIgniter 4のインストール方法まとめ(Composer・手動)

CodeIgniter 4のインストール方法まとめ(Composer・手動)
CodeIgniter 4のインストール方法まとめ(Composer・手動)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、CodeIgniter 4を使ってみたいんですが、どうやってインストールするんですか?」

先生

「CodeIgniter 4のインストール方法は、主に2つあります。Composerを使う方法と、手動でダウンロードする方法です。」

生徒

「どちらの方法が初心者には向いていますか?」

先生

「それぞれにメリットがありますので、両方の方法を詳しく見ていきましょう!」

1. インストール前の準備と必要な環境

1. インストール前の準備と必要な環境
1. インストール前の準備と必要な環境

CodeIgniter 4をインストールする前に、パソコンに必要な環境を整える必要があります。まず、PHPというプログラム言語が動作する環境が必要です。CodeIgniter 4を使うには、PHPのバージョン7.4以上が必要になります。

PHPが動作する環境を簡単に作る方法として、XAMPP(ザンプ)MAMP(マンプ)といったソフトウェアがあります。これらは、PHPだけでなく、データベースのMySQLやWebサーバーのApacheもまとめてインストールしてくれる便利なパッケージです。レストランで例えると、料理に必要な調理器具や食材を一式揃えてくれるようなものです。

Windowsを使っている方はXAMPP、Macを使っている方はMAMPをインストールするのがおすすめです。どちらも無料でダウンロードできます。

また、CodeIgniter 4ではintl拡張モジュールが必要です。これは、多言語対応や日付フォーマットなどの国際化機能を使うためのものです。XAMPPやMAMPをインストールすれば、通常は最初から含まれています。

2. Composerとは?なぜ使うのか

2. Composerとは?なぜ使うのか
2. Composerとは?なぜ使うのか

Composer(コンポーザー)は、PHPのパッケージ管理ツールです。パッケージ管理ツールとは、プログラムに必要なライブラリやフレームワークを自動的にダウンロードして、管理してくれるソフトウェアのことです。

スマートフォンのアプリストアで、必要なアプリを検索してインストールするのと似ています。Composerを使えば、コマンド一つでCodeIgniter 4をインストールできますし、将来的にバージョンアップするときも簡単に更新できます。

Composerを使うメリットは、依存関係の自動解決です。CodeIgniter 4が必要とする他のライブラリも、自動的に一緒にインストールしてくれます。また、複数のプロジェクトで異なるバージョンを管理するのも簡単になります。

プロフェッショナルな開発現場では、Composerを使うのが標準的です。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、使い方を覚えれば非常に便利なツールです。

3. Composerのインストール方法

3. Composerのインストール方法
3. Composerのインストール方法

Composerを使ってCodeIgniter 4をインストールするには、まずComposer自体をパソコンにインストールする必要があります。Composerの公式サイト(https://getcomposer.org/)からインストーラーをダウンロードできます。

Windowsの場合は、Composer-Setup.exeというインストーラーをダウンロードして実行します。インストーラーの指示に従って進めれば、自動的にインストールされます。途中でPHPのパスを聞かれることがありますが、XAMPPをインストールしている場合は、C:\xampp\php\php.exeを指定します。

MacやLinuxの場合は、ターミナルというコマンドを入力する画面を開いて、公式サイトに記載されているコマンドを実行します。ターミナルは、Macでは「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダの中にあります。

インストールが完了したら、コマンドプロンプト(Windowsの場合)またはターミナル(Mac/Linuxの場合)を開いて、以下のコマンドを入力してみましょう。


composer --version

バージョン情報が表示されれば、Composerのインストールは成功です。

4. Composerを使ったCodeIgniter 4のインストール手順

4. Composerを使ったCodeIgniter 4のインストール手順
4. Composerを使ったCodeIgniter 4のインストール手順

Composerがインストールできたら、いよいよCodeIgniter 4をインストールします。まず、CodeIgniter 4をインストールしたい場所に移動します。例えば、XAMPPの場合はC:\xampp\htdocsフォルダ、MAMPの場合は/Applications/MAMP/htdocsフォルダに移動します。

コマンドプロンプトまたはターミナルで、以下のコマンドを入力します。


cd C:\xampp\htdocs
composer create-project codeigniter4/appstarter myproject

cdは「Change Directory(ディレクトリを変更する)」の略で、指定したフォルダに移動するコマンドです。myprojectの部分は、あなたのプロジェクト名に変更できます。例えば、myblogmyshopなど、分かりやすい名前をつけましょう。

このコマンドを実行すると、Composerが自動的にCodeIgniter 4の最新版をダウンロードして、必要なファイルをすべてインストールしてくれます。インターネットの速度にもよりますが、数分かかることがあります。

インストールが完了すると、指定した名前のフォルダが作成され、その中にCodeIgniter 4のすべてのファイルが配置されます。

5. 手動インストールの方法(ダウンロード)

5. 手動インストールの方法(ダウンロード)
5. 手動インストールの方法(ダウンロード)

Composerを使わずに、手動でCodeIgniter 4をインストールすることもできます。この方法は、Composerのインストールが難しい環境や、シンプルに始めたい初心者の方に向いています。

まず、CodeIgniter 4の公式サイト(https://codeigniter.com/)にアクセスします。トップページに「Download」というボタンがあるので、それをクリックします。すると、最新版のCodeIgniter 4をZIPファイル形式でダウンロードできます。

ダウンロードしたZIPファイルを、右クリックして「すべて展開」または「解凍」を選択します。Windowsの場合は標準機能で解凍できますが、Macの場合はダブルクリックするだけで自動的に解凍されます。

解凍したフォルダを、XAMPPやMAMPのhtdocsフォルダに移動します。フォルダ名は分かりやすいように、例えばmyprojectなどに変更しておきましょう。

手動インストールの場合、Composer経由でインストールされる便利なツールが含まれていないため、後から必要に応じて追加する必要があることがあります。しかし、基本的な開発を始めるには十分です。

6. インストール後の初期設定

6. インストール後の初期設定
6. インストール後の初期設定

CodeIgniter 4のインストールが完了したら、いくつかの初期設定を行います。まず、環境ファイルの設定です。プロジェクトフォルダの中にenvというファイルがあります。これをコピーして、.env(ドットイーエヌヴイ)というファイル名に変更します。

ファイル名の先頭にドット(.)がつくファイルは、設定ファイルとして使われることが多いです。Windowsでは、エクスプローラーの設定で「ファイル名拡張子」を表示する設定にしておくと、ファイル名の変更がしやすくなります。

.envファイルをテキストエディタで開いて、以下の設定を確認します。


# 開発環境の設定
CI_ENVIRONMENT = development

# ベースURLの設定
app.baseURL = 'http://localhost/myproject/public/'

# データベースの設定
database.default.hostname = localhost
database.default.database = mydb
database.default.username = root
database.default.password = 
database.default.DBDriver = MySQLi

CI_ENVIRONMENTは、開発環境か本番環境かを指定します。開発中はdevelopmentに設定しておくと、エラーメッセージが詳しく表示されるので、問題を見つけやすくなります。

app.baseURLは、あなたのサイトのURLを指定します。ローカル環境で開発している場合は、http://localhost/プロジェクト名/public/のように設定します。

7. 開発サーバーの起動方法

7. 開発サーバーの起動方法
7. 開発サーバーの起動方法

CodeIgniter 4には、組み込み開発サーバーという機能があります。これは、ApacheなどのWebサーバーを設定しなくても、簡単にアプリケーションを動かせる便利な機能です。

コマンドプロンプトまたはターミナルで、プロジェクトフォルダに移動します。


cd C:\xampp\htdocs\myproject
php spark serve

php spark serveというコマンドを実行すると、開発サーバーが起動します。sparkは、CodeIgniter 4の便利なコマンドラインツールで、様々な作業を効率化してくれます。

サーバーが起動すると、以下のようなメッセージが表示されます。


CodeIgniter development server started: http://localhost:8080
Press Ctrl-C to stop.

ブラウザでhttp://localhost:8080にアクセスすると、CodeIgniter 4のウェルカムページが表示されます。「Welcome to CodeIgniter」というメッセージが表示されれば、インストールと設定は成功です。

開発サーバーを停止したいときは、コマンドプロンプトまたはターミナルでCtrl + Cキーを押します。

8. インストール時のよくあるトラブルと解決方法

8. インストール時のよくあるトラブルと解決方法
8. インストール時のよくあるトラブルと解決方法

CodeIgniter 4のインストール時に、いくつかのトラブルが発生することがあります。よくある問題と、その解決方法を見ていきましょう。

「composer: command not found」というエラーが出る場合は、Composerが正しくインストールされていないか、パスが通っていない可能性があります。Composerを再インストールするか、環境変数の設定を確認しましょう。

「intl extension is not loaded」というエラーが表示される場合は、PHPのintl拡張モジュールが有効になっていません。XAMPPの場合、php.iniファイルを開いて、;extension=intlという行の先頭のセミコロン(;)を削除して保存し、Apacheを再起動します。

ウェルカムページが表示されず、404エラーが出る場合は、ベースURLの設定が間違っている可能性があります。.envファイルのapp.baseURLを正しいURLに修正しましょう。

書き込み権限のエラーが出る場合は、writableフォルダに書き込み権限がない可能性があります。このフォルダには、ログファイルやキャッシュファイルが保存されるため、書き込み権限が必要です。フォルダを右クリックして、プロパティから権限を変更しましょう。

9. フォルダ構成の確認と理解

9. フォルダ構成の確認と理解
9. フォルダ構成の確認と理解

インストールが完了したら、CodeIgniter 4のフォルダ構成を確認しておきましょう。主要なフォルダとファイルを理解しておくと、開発がスムーズに進みます。

appフォルダには、あなたが作成するプログラムファイルを配置します。この中に、Controllers、Models、Viewsというサブフォルダがあり、それぞれの役割に応じたファイルを作成します。開発作業の大部分は、このappフォルダ内で行います。

publicフォルダは、Webブラウザから直接アクセスできる公開フォルダです。index.phpという入口ファイルがあり、すべてのリクエストはここを通ります。CSS、JavaScript、画像ファイルなども、このフォルダに配置します。

systemフォルダには、CodeIgniter 4本体のプログラムが入っています。このフォルダは基本的に触りません。フレームワークのコア機能が詰まっている重要なフォルダです。

writableフォルダは、ログファイルやキャッシュファイルなど、アプリケーションが書き込みを行うファイルを保存する場所です。このフォルダには書き込み権限が必要です。

testsフォルダは、テストコードを配置する場所です。アプリケーションの品質を保つために、テストを書く習慣をつけることが大切です。

10. セキュリティ設定と本番環境への準備

10. セキュリティ設定と本番環境への準備
10. セキュリティ設定と本番環境への準備

開発環境でのインストールが完了したら、将来の本番環境への移行に備えて、セキュリティ設定についても知っておきましょう。

まず、環境変数の設定です。本番環境では、.envファイルのCI_ENVIRONMENTproductionに変更します。これにより、詳細なエラーメッセージが表示されなくなり、セキュリティが向上します。

セキュリティキーの設定も重要です。.envファイルにencryption.keyという項目があります。ここには、データの暗号化に使うランダムな文字列を設定します。以下のコマンドで自動生成できます。


php spark key:generate

このコマンドを実行すると、安全なランダムキーが自動的に生成され、.envファイルに書き込まれます。

データベースのパスワードも、必ず強固なものに設定しましょう。開発環境ではパスワードを空欄にすることもありますが、本番環境では必ず設定が必要です。

また、publicフォルダをドキュメントルートに設定することで、重要なファイルが外部から直接アクセスされるのを防げます。これらのセキュリティ対策を最初から意識しておくことで、安全なアプリケーションを構築できます。

カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
Laravel
Laravelの認証状態をチェックする方法を完全解説!authとAuth::check()を初心者向けにやさしく説明
New2
CodeIgniter
CodeIgniterのコントローラクラスの作り方を完全ガイド!初心者でもわかる基礎から実践まで
New3
Symfony
Symfonyのフォームラベルを多言語対応!初心者でもわかる翻訳設定ガイド
New4
Laravel
Laravelでユーザー登録機能を作る方法!初心者向けにバリデーションとリダイレクトをやさしく解説
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
Laravel
Laravelのデータベース設定方法を完全ガイド!初心者でもわかる.envファイルの使い方
No.2
Java&Spring記事人気No2
Laravel
Laravelのビューとは?Bladeテンプレートの基本を解説
No.3
Java&Spring記事人気No3
Laravel
Laravelでセッションを扱う方法!保存方法と利用例を解説
No.4
Java&Spring記事人気No4
Laravel
Laravelのルート一覧を確認する方法!初心者でもわかるphp artisan route:listの使い方
No.5
Java&Spring記事人気No5
Laravel
Laravelでルーティングを設定する方法!web.phpと基本ルートの書き方を初心者向けに徹底解説
No.6
Java&Spring記事人気No6
Laravel
Laravelでログを出力する方法(Monolog・storage/logs)
No.7
Java&Spring記事人気No7
Laravel
LaravelでルートをBladeテンプレートに記述する方法(route関数)
No.8
Java&Spring記事人気No8
Laravel
Laravelのルートキャッシュ機能を活用してパフォーマンス改善!初心者でもわかる完全ガイド