Laravelのインストール方法まとめ!ComposerとLaravel Installerの使い方
生徒
「Laravelを使ってみたいんですが、どうやってインストールするんですか?」
先生
「Laravelを始めるには、いくつか準備が必要なんですよ。今回は、ComposerとLaravel Installerという2つの方法でのインストールを紹介します。」
生徒
「コンポーザー?ララベルインストーラー?何だか難しそうです…」
先生
「大丈夫。パソコンに慣れていない人でも、ひとつずつ順番に進めればちゃんとLaravelをインストールできますよ!」
1. Laravelをインストールするための準備
Laravel(ララベル)はPHPで動く人気のWebフレームワークで、複雑な仕組みを簡単に作れるよう手助けしてくれる便利な道具です。ブログ、予約サイト、管理画面など幅広いアプリが作れるため、初心者が学ぶ最初のフレームワークとしてもよく選ばれています。
Laravelをインストールする前に、パソコンに次の4つが用意されている必要があります。
- PHP:Laravelの動作に欠かせないプログラミング言語
- Composer(コンポーザー):Laravelをダウンロードしたり部品を管理したりするための道具
- Laravel Installer:Laravel専用のインストールツールで、素早くプロジェクトを作成できる
- ターミナル(黒いコマンド画面):インストール作業を進めるために使う操作画面
「ターミナルなんて触ったことがない…」という人でも心配はいりません。やることは、表示されたコマンドを順番にコピーして貼り付けるだけ。慣れてくると、ボタン操作よりも早く作業が進む、エンジニアには欠かせない便利ツールになります。
初心者向けミニ例:ターミナルってどんなもの?
例えば、フォルダの中身を確認するには、次のようにコマンドを入力します。
ls // Mac / Linux の場合
dir // Windows の場合
このように簡単な文字を入力するだけでパソコンに命令を伝えられるので、Laravelのインストール作業でも安心して進められます。
2. Composer(コンポーザー)とは?
Composerは、PHPで作ったアプリに必要な「部品(ライブラリ)」をまとめて管理してくれる道具です。Laravel本体や、メール送信用ライブラリ、ログ用ライブラリなどを、自分で探してダウンロードするのではなく、Composerに「これが欲しいです」とお願いすると、自動で取ってきてくれるイメージです。
たとえば家づくりでいうと、ドアや窓、キッチンを一つずつ買い集めるのではなく、「この間取りの家を建てたい」と伝えると必要な部品を一式そろえてくれる仕組みに近いです。Laravelも同じで、Composerを使うことで、Laravel本体とその周りの必要なファイルを一気にインストールできます。
初心者向けミニ例:Composerが入っているか確認してみよう
Composerは画面上にアイコンが出るタイプのソフトではなく、ターミナルで使うツールです。インストールできているか確認したいときは、ターミナルを開いて次のように入力します。
composer --version
うまくインストールできていれば、「Composer version 〜」といったバージョン情報が表示されます。エラーが出る場合は、まだComposerが入っていないか、パス設定がうまくいっていない可能性があります。
Composer自体のインストールは、公式サイトから行えます。Windows・Mac・Linux向けに手順が用意されているので、自分の環境に合った方法を選んで進めましょう。
3. ComposerでLaravelをインストールする方法
Composerの準備ができたら、いよいよLaravel本体をインストールしていきます。基本の流れは「Laravel用のフォルダを作る」のではなく、Composerにお願いして「Laravelプロジェクト一式を丸ごと作ってもらう」というイメージです。
ターミナルを開き、「この場所にLaravelのフォルダを作りたい」という位置(デスクトップや開発用フォルダなど)までcdコマンドで移動してから、次のコマンドを実行します。
composer create-project laravel/laravel example-app
このコマンドは、「laravel/laravelというテンプレートを使って、example-appという名前のLaravelアプリケーションを新しく作る」という意味です。実行が終わると、同じ階層にexample-appというフォルダが自動で作られ、その中にLaravelに必要なファイルやディレクトリが一式配置されます。
フォルダ名のexample-appは、自分の作りたいアプリに合わせてblog-appやmy-laravel-projectなど、好きな名前に変えてかまいません。名前を変えるときは、コマンドの最後の単語だけを書き換えればOKです。
初心者向けミニ例:フォルダを確認してみよう
コマンドが成功したか不安なときは、次のようにフォルダの中身を確認してみましょう。
# 作成されたフォルダに移動
cd example-app
# 中身を確認(Mac / Linux)
ls
# 中身を確認(Windows)
dir
appやroutes、artisanなどのファイルやフォルダが表示されていれば、ComposerによるLaravelインストールは成功です。このあと開発用サーバーを起動したり、コントローラを作成したりと、本格的なLaravel開発に進める状態になっています。
4. Laravel Installer(ララベル・インストーラー)を使う方法
Laravelをより手早くセットアップしたい場合は、専用ツールであるLaravel Installerを使う方法が便利です。Composerで毎回テンプレートを展開するよりも少ない入力でプロジェクトが作れるため、慣れてくると非常に重宝します。
まず最初に、インストーラー本体をパソコン全体で使えるように「グローバルインストール」します。
composer global require laravel/installer
これで「laravel」というコマンドが使えるようになります。ただし、MacやWindowsによっては、自分の環境にパス(PATH設定)を追加する作業が必要になる場合があります。
初心者向けミニ例:インストーラーが使えるか確認する
インストールがうまくいっているか確認したい場合は、ターミナルで次のコマンドを入力してみましょう。
laravel --version
バージョン番号が表示されれば、インストーラーは正しく利用できる状態です。もし「コマンドが見つかりません」と表示されるときは、PATH設定が必要になります。
インストーラーの準備ができたら、次の1行だけで新しいLaravelプロジェクトを作成できます。
laravel new my-app
my-appは作成したいプロジェクト名です。好きな名前に変更して構いません。実行すると、Laravelに必要なファイルが一式まとめて生成され、すぐに開発を始められる状態になります。
ミニ補足:Composerとの違い
Composerのcreate-projectコマンドと比べて、Laravel Installerはより軽量で高速にプロジェクトを作成できます。よくLaravelを使う人ほどメリットを感じられる方法です。
5. Laravelインストール後の確認方法
Laravelのインストールが完了したら、まず本当に正しく動くのかを確認しましょう。確認といっても難しい作業はなく、ターミナルで数行のコマンドを実行するだけです。ここでは、初めて触る人でも迷わないように、動作チェックの手順を丁寧に説明します。
最初に、作成されたプロジェクトフォルダ(例:my-app)へ移動します。そのうえで開発用サーバーを起動します。
cd my-app
php artisan serve
コマンドを実行すると、ターミナルに次のようなURLが表示されます:
http://127.0.0.1:8000
このURLをブラウザにコピーして開くと、Laravelの初期画面(「Laravel」というロゴが表示されたトップページ)が表示されます。これが見られれば、環境構築は無事成功です。
初心者向けミニ例:画面が表示されないときのチェック
ページが表示されないときは、以下を試してみてください。
- ターミナルに「Server running on …」という表示が出ているか確認する
- URLの入力ミス(数字の間違いなど)がないか見直す
- サーバーを一度停止(
Ctrl + C)して、再度php artisan serveを実行する
ほとんどのトラブルはサーバーの再起動で解決します。落ち着いて順番に確認すれば大丈夫です。
ここまで確認できれば、Laravelの準備は整っています。次のステップでは、ルーティングやコントローラなど、実際のアプリ作りへ進める状態になりました。
6. Laravelインストールでつまづきやすいポイント
Laravelのインストールは手順自体はシンプルですが、初めての人はちょっとしたことでつまずくことがあります。ここでは、特に多い原因と、そのチェック方法をわかりやすくまとめました。「動かない…」と思ったときに見返せば、ほとんどの問題は自分で解決できるようになります。
- PHPのバージョンが古い
Laravelは比較的新しいPHPを必要とするため、PHPのバージョンが低いとインストールできません。バージョン確認はターミナルでphp -vと入力すれば確認できます。 - Composerのパス設定ができていない
Composerをインストールしても、PATHに登録されていないとコマンドとして認識されません。composer --versionが実行できないときは、この設定が原因の場合がほとんどです。 - コマンド入力ミス
スペルが1文字違うだけでコマンドは動きません。特に初心者は、create-projectやartisanのような少し長い単語で誤入力しがちなので、コピー&ペーストすると安心です。
初心者向けミニ例:エラーが出たときの読み方
エラー文は見慣れない英語で不安に感じるかもしれませんが、実はヒントの宝庫です。例えば、次のような場面があります。
PHP version must be >= 8.1
これは「PHPのバージョンが足りません」という意味で、原因がすぐに特定できます。焦らず、一行ずつ内容を読み解くクセをつければ、エラーは怖くなくなります。
困ったときほど、「どこの作業で止まったのか」を振り返ると解決が早くなります。インストール作業は慣れれば必ずスムーズに進められるようになります。
7. Laravelをインストールする方法の違い
Laravelをインストールするには主に2つの方法があります:
- Composerで直接インストール
→ 公式な方法で、確実で安定しています。 - Laravel Installerを使う
→ より手軽で、毎回同じようにLaravelをインストールできます。
どちらの方法を使っても結果は同じですが、初心者にはComposerからのインストールがおすすめです。
8. ターミナルの基本操作(初心者向け)
Laravelのインストールでは、ターミナルで命令(コマンド)を入力します。
ターミナルとは、パソコンに文字で命令を伝える黒い画面のことです。
よく使う基本的なコマンド:
cd:フォルダを移動するls(Windowsではdir):フォルダ内のファイルを見るphp artisan serve:Laravelの開発用サーバーを起動
最初はとまどうかもしれませんが、使っていくうちに慣れていきます。
9. Laravelをインストールしたら何ができるの?
Laravelのインストールが完了すると、次のようなことができる準備が整います。
- ルーティング(ページの切り替え)
- コントローラの作成(動きの指示)
- Bladeテンプレートの表示
- データの保存や読み込み
これから、Laravelで本格的なウェブアプリケーションを作っていく土台ができあがったというわけです。
まとめ
Laravel(ララベル)のインストール方法には、Composerを使う方法と、Laravel Installerを使う方法の2種類があります。それぞれの特徴を正しく理解することで、目的や環境に合った方法を選ぶことができます。この記事では、PHPやComposerの準備から、ターミナル操作、インストール後の確認、つまづきやすいポイントまで、初心者にもわかりやすく段階的に解説しました。
Laravelを使えば、Webアプリケーション開発の効率が大幅に向上し、ルーティングやコントローラ、Bladeテンプレートの活用、さらにはデータベース連携までスムーズに行えます。インストールはその第一歩です。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、ターミナルの操作やコマンドに慣れてくると、Laravel開発の楽しさをどんどん実感できるようになるでしょう。
特に、Composerでのcreate-projectコマンドや、Laravel Installerによるnewコマンドは、Laravelプロジェクトの作成において非常に重要な基本です。以下にそのサンプルコードを再掲しておきます。
Composerを使ったインストールコマンド
composer create-project laravel/laravel my-laravel-app
Laravel Installerを使ったインストールコマンド
composer global require laravel/installer
laravel new my-laravel-app
どちらの方法も、Laravel環境の構築において正しい手順です。プロジェクト作成後は、以下のコマンドで開発サーバーを起動してブラウザから確認できます。
cd my-laravel-app
php artisan serve
Laravelの初期画面が表示されると、インストール成功のサインです。これにより、今後の学習や開発がスムーズにスタートできます。環境構築の成功は、今後のLaravel開発の大きな自信につながりますので、じっくり丁寧に進めましょう。
最後に、PHPのバージョンやPATH設定など、Laravelインストール時によくあるエラーにも触れました。トラブルが発生した場合は、焦らず原因を一つずつ確認していくことが大切です。
生徒
「Laravelって聞くと難しそうって思ってたけど、インストールの流れがわかったら少し安心しました!」
先生
「最初の一歩をしっかり踏み出せたのは素晴らしいことですよ。ComposerやLaravel Installerも怖がらずに触っていけばすぐ慣れますよ。」
生徒
「ターミナルの使い方も、これで少し慣れてきました。cdとかphp artisan serveも試してみました!」
先生
「その調子です。次は、ルーティングやコントローラの作成、Bladeテンプレートの使い方にも挑戦してみましょうか。」
生徒
「はい!これからLaravelでもっと色々作れるようになりたいです!」