カテゴリ: Symfony 更新日: 2025/10/27

SymfonyのAPIコントローラ設計ベストプラクティス!初心者向けにやさしく解説

SymfonyのAPIコントローラ設計のベストプラクティス
SymfonyのAPIコントローラ設計のベストプラクティス

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、SymfonyでAPIを作りたいんですけど、普通のコントローラとは何が違うんですか?」

先生

「いい質問ですね。APIコントローラは、画面を表示するのではなく、データだけをやり取りするための特別なコントローラなんですよ。」

生徒

「データだけってどういうことですか?」

先生

「たとえば、天気アプリが気温のデータだけを取得するときのように、見た目ではなく“中身の情報”をやり取りするんです。そういった処理を正しく設計するためのポイントを、これから解説していきますね。」

1. APIコントローラとは?

1. APIコントローラとは?
1. APIコントローラとは?

API(エーピーアイ)は「アプリ同士がデータをやり取りする仕組み」のことです。たとえば、スマホアプリが天気の情報を取得したり、別のサービスと連携したりする時に使われます。

Symfonyでは、HTML画面ではなくJSON形式でデータを返すコントローラのことを「APIコントローラ」と呼びます。

2. SymfonyでAPIレスポンスを返す基本の書き方

2. SymfonyでAPIレスポンスを返す基本の書き方
2. SymfonyでAPIレスポンスを返す基本の書き方

APIでは、JsonResponseという特別なレスポンス形式を使ってデータを返します。


use Symfony\Component\HttpFoundation\JsonResponse;
use Symfony\Component\Routing\Annotation\Route;

#[Route('/api/hello', name: 'api_hello')]
public function hello(): JsonResponse
{
    return new JsonResponse([
        'message' => 'こんにちは、APIの世界へようこそ!'
    ]);
}

このように書くだけで、画面ではなく「JSON形式」でデータが返されます。

3. 実際の出力例

3. 実際の出力例
3. 実際の出力例

{
    "message": "こんにちは、APIの世界へようこそ!"
}

このような「鍵と値のセット」でデータをやり取りするのがJSON形式の特徴です。

4. APIコントローラの設計で気をつけるポイント

4. APIコントローラの設計で気をつけるポイント
4. APIコントローラの設計で気をつけるポイント

SymfonyでAPIを設計するときには、いくつかのベストプラクティス(おすすめの書き方)があります。

  • 必ずJsonResponseを使う(HTMLではなくデータを返す)
  • エラーハンドリング(データが無い場合は404など)をきちんと行う
  • HTTPメソッド(GET, POSTなど)を正しく使い分ける
  • ルーティングは「/api/〜」のように分かりやすくする
  • 使わない情報は返さない(セキュリティ面でも重要)

5. Symfonyで404エラーを返すAPIコントローラの例

5. Symfonyで404エラーを返すAPIコントローラの例
5. Symfonyで404エラーを返すAPIコントローラの例

データが存在しない場合は、適切に404エラーを返すことが大切です。


use Symfony\Component\HttpFoundation\JsonResponse;
use Symfony\Component\HttpKernel\Exception\NotFoundHttpException;

#[Route('/api/item/{id}', name: 'api_item')]
public function getItem(int $id): JsonResponse
{
    $item = null; // 本来はデータベースから取得する

    if (!$item) {
        throw new NotFoundHttpException('データが見つかりません');
    }

    return new JsonResponse([
        'id' => $id,
        'name' => 'テスト商品'
    ]);
}

このように、SymfonyではAPIでもエラー制御が可能です。

6. APIコントローラでGET・POSTを使い分けよう

6. APIコントローラでGET・POSTを使い分けよう
6. APIコントローラでGET・POSTを使い分けよう

GETメソッドは「情報を取得する」、POSTメソッドは「新しいデータを送る」ために使います。

Symfonyでは、ルートにmethods: ['POST']のように書くことで、POST専用にすることができます。


#[Route('/api/create', name: 'api_create', methods: ['POST'])]
public function create(): JsonResponse
{
    return new JsonResponse([
        'result' => 'データを登録しました'
    ]);
}

7. Symfony API設計のベストプラクティスまとめ(初心者向け)

7. Symfony API設計のベストプラクティスまとめ(初心者向け)
7. Symfony API設計のベストプラクティスまとめ(初心者向け)
  • 画面を返すのではなく、JSON形式のデータだけを返す
  • JsonResponseを使ってレスポンスを統一する
  • URL設計をシンプルかつ意味のある形にする
  • HTTPメソッド(GET, POSTなど)を正しく使い分ける
  • データが無いときは404を返す

SymfonyでAPIを作るときは、最初にこれらのポイントをしっかり意識することで、きれいで安全な設計ができます。

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