Laravelでマイグレーションファイルを作成する方法を徹底解説!初心者でもわかるmake:migrationの使い方
生徒
「先生、Laravelでデータベースのテーブルを作るときって、どうやって設定するんですか?」
先生
「いい質問ですね。Laravelでは、マイグレーション(Migration)という仕組みを使って、データベースの構造をプログラムで管理できるんです。」
生徒
「プログラムでデータベースを作るんですか?SQLを手で書かなくてもいいんですか?」
先生
「その通りです!Laravelのmake:migrationコマンドを使えば、テーブルを作るためのファイルを自動で作成できます。それでは具体的に見ていきましょう!」
1. マイグレーションとは?
Laravelのマイグレーション(Migration)とは、データベースの構造(テーブルやカラムなど)をコードとして管理する仕組みのことです。これにより、データベースの変更をチーム全体で共有でき、開発環境や本番環境でも同じ構造を再現できます。
例えば、「usersテーブルを追加したい」「postsテーブルにカラムを1つ増やしたい」といったときに、SQL文を書かずにマイグレーションファイルを修正するだけで簡単に管理できます。
マイグレーションは、いわば「データベースの設計書」であり、「変更履歴」でもあります。過去の変更を追跡できるため、エラーが起きた場合でもすぐに前の状態に戻すことができます。
2. マイグレーションファイルの作成コマンド
マイグレーションファイルは、ターミナルで次のように入力して作成します。
php artisan make:migration create_users_table
このコマンドを実行すると、database/migrationsディレクトリの中に、新しいマイグレーションファイルが自動生成されます。
ファイル名の一例は次のようになります。
2025_10_17_000000_create_users_table.php
ファイル名の先頭には「作成日時」が付与されるため、マイグレーションの実行順序が自動で管理されます。
3. 作成されるファイルの構造を理解しよう
生成されたマイグレーションファイルを開くと、次のようなコードが含まれています。
<?php
use Illuminate\Database\Migrations\Migration;
use Illuminate\Database\Schema\Blueprint;
use Illuminate\Support\Facades\Schema;
return new class extends Migration
{
public function up(): void
{
Schema::create('users', function (Blueprint $table) {
$table->id();
$table->string('name');
$table->string('email')->unique();
$table->timestamps();
});
}
public function down(): void
{
Schema::dropIfExists('users');
}
};
up()メソッドでは、テーブルを作成する処理を書きます。上記の例では「users」テーブルを作成し、id・name・email・timestampsカラムを追加しています。
down()メソッドでは、マイグレーションを元に戻す処理(テーブルの削除など)を記述します。これにより、誤ってマイグレーションを実行しても安全にロールバックできます。
4. テーブル名とファイル名の関係
make:migrationコマンドの引数には、「create_テーブル名_table」という形式を使うのが一般的です。例えば、create_posts_tableと指定すると、自動的に「posts」テーブルを作成するテンプレートが生成されます。
この命名規則を守ることで、Laravelが自動的にテーブル名を認識し、Schema::create()部分をあらかじめ記述してくれます。
5. カラムを追加するマイグレーションを作る
既存のテーブルに新しいカラムを追加したい場合は、次のように作成します。
php artisan make:migration add_profile_to_users_table --table=users
--table=usersオプションを付けることで、「users」テーブルを編集するマイグレーションファイルが生成されます。
ファイルを開くと、Schema::table()メソッドを使ってカラムを追加できるようになっています。
public function up(): void
{
Schema::table('users', function (Blueprint $table) {
$table->string('profile')->nullable();
});
}
6. 複数のマイグレーションを使い分けるコツ
Laravelのマイグレーションでは、1つのファイルにすべてのテーブルをまとめるのではなく、「1テーブル1ファイル」で管理するのがベストです。これにより、どの変更がどこで行われたかを簡単に把握でき、将来的な修正やチーム開発もスムーズになります。
また、マイグレーションファイルはバージョン管理(Gitなど)と組み合わせて利用することで、チーム全員が同じデータベース構造を再現できるという利点があります。
7. まとめ:make:migrationで効率的に開発しよう
make:migrationコマンドを活用すれば、SQLの知識がなくてもLaravel内で簡単にデータベース設計ができます。データベースの変更もコードとして管理できるため、安心して試行錯誤できるのが大きな魅力です。
Laravelを使った開発では、マイグレーションを正しく使いこなすことが、効率的で安全なデータベース管理の第一歩です。