カテゴリ: Symfony 更新日: 2026/01/13

Symfonyのフォームで日付と時間を完全ガイド!初心者でもわかるDateTypeの使い方

Symfonyのフォームで日付や時間を扱う方法(DateTypeなど)
Symfonyのフォームで日付や時間を扱う方法(DateTypeなど)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Symfonyのフォームで予約の日付や時間を入力したいのですが、どうやって作ればいいのか全然わかりません。」

先生

「Symfonyには、日付や時間を扱うためのDateTypeやDateTimeTypeという便利なフォームタイプが用意されています。これを使うと、カレンダー入力や時間入力を簡単に作れますよ。」

生徒

「カレンダーや時間の入力って難しそうなイメージがあるのですが、プログラミングが初めてでも理解できますか?」

先生

「大丈夫です。普段の生活で使うカレンダーや時計に置きかえながら、Symfonyのフォーム処理とDateTypeの基本からゆっくり説明していきます。」

生徒

「Symfonyのフォームで日付と時間を入力できるようになれば、予約フォームやスケジュール管理アプリも作れそうですね。」

先生

「そのとおりです。ではSymfonyフォームの基本と、日付や時間を処理する方法を一緒に見ていきましょう。」

1. Symfonyのフォームで日付や時間を扱うイメージをつかもう

1. Symfonyのフォームで日付や時間を扱うイメージをつかもう
1. Symfonyのフォームで日付や時間を扱うイメージをつかもう

まずは、Symfonyのフォームで日付や時間を扱うイメージをつかみましょう。Symfonyのフォームは、ウェブ画面に表示される入力欄を、PHPのコードからまとめて管理する仕組みです。予約フォームやお問い合わせフォームで「日付を選んでください」「開始時間を選んでください」といった入力欄を見たことがあれば、それをSymfonyのフォーム機能で作ると考えると理解しやすくなります。

日常生活で考えると、カレンダーに丸をつける動作が「日付入力」、時計を見て時間を書く動作が「時間入力」です。Symfonyでは、このような日付や時間を安全に、間違いなく受け取るために、DateTypeDateTimeTypeTimeTypeといったフォームタイプが用意されています。これらを使うことで、単なる文字列としてではなく、「これは日付」「これは時間」という形でSymfonyが理解してくれるようになります。

Symfonyのフォーム処理では、画面の入力と、裏側のPHPのデータを自動で変換してくれる仕組みが重要です。日付を例にすると、「2025-01-01」という文字を、PHPの世界では日付オブジェクトとして扱いたくなります。この変換を人間がすべて自力で行うのは大変ですが、DateTypeを使うとSymfonyがよしなに変換してくれます。そのため、初心者でもフォーム処理に集中しやすくなり、Symfonyの学習が進めやすくなります。

2. SymfonyのフォームとDateTypeの基本を理解しよう

2. SymfonyのフォームとDateTypeの基本を理解しよう
2. SymfonyのフォームとDateTypeの基本を理解しよう

次に、SymfonyのフォームとDateTypeの基本をもう少し丁寧に見ていきましょう。Symfonyでは、フォームを専用のクラスにまとめて定義するのが一般的です。そのクラスの中で「この項目はテキスト」「この項目は日付」といった形で、フォームの各項目を追加していきます。日付を扱いたいときに使うのがDateTypeです。

DateTypeは、「このフォーム項目は日付ですよ」とSymfonyに教えるための部品のようなものです。これを使うと、ユーザーが入力した日付を、自動的に日付オブジェクトへ変換してくれます。フォーム画面には、選択ボックス形式の年月日入力や、一つの入力欄でカレンダーから選べる形式など、いくつかの表示方法があります。これらは後ほど紹介するwidgetオプションという設定で切り替えられます。

プログラミング初心者の方は、「型」という言葉が出てくると難しく感じるかもしれません。ここでは、型を「この入力欄は何用かを決めるラベル」とイメージすると分かりやすいです。DateTypeは「日付用の入力欄」、TimeTypeは「時間用の入力欄」というラベルだと考えて、まずは言葉に慣れていきましょう。

3. DateTypeで日付入力フォームを作るときの考え方

3. DateTypeで日付入力フォームを作るときの考え方
3. DateTypeで日付入力フォームを作るときの考え方

SymfonyのフォームでDateTypeを使うとき、実際にどのような見た目になるかをイメージしておくと理解が進みます。DateTypeは、初期状態では「年」「月」「日」の3つの選択ボックスで構成されることが多いです。画面には年のプルダウン、月のプルダウン、日のプルダウンが並び、そこから選んで日付を決めるスタイルです。これはHTMLのselectタグが自動で作られているイメージです。

一方、最近のウェブフォームでは、日付入力にカレンダーが表示されるタイプもよく見かけます。このような表示に近づけたいときには、widgetオプションsingle_textにすることで、一つの入力欄として日付を扱うことができます。ブラウザによってはカレンダーが表示されるようになり、スマートフォンからも選択しやすい日付入力欄が用意できます。

また、SymfonyのDateTypeでは、表示する年の範囲を指定できるため、過去何年分を選べるようにするか、未来のどこまでを選べるようにするかも柔軟に決められます。たとえば「生年月日」のフォームなら過去の広い範囲を、「予約日」のフォームなら現在から少し未来までを扱う、といった形でSymfonyフォームを設計できます。

4. DateTypeの主なオプションと日付表示のカスタマイズ

4. DateTypeの主なオプションと日付表示のカスタマイズ
4. DateTypeの主なオプションと日付表示のカスタマイズ

ここでは、SymfonyのDateTypeでよく使われるオプションを初心者向けに説明します。まず基本となるのは、widgetオプションです。choiceを選ぶと年・月・日が分かれた選択ボックスになり、single_textを選ぶと一つの入力欄として扱われます。スマートフォンやモダンなブラウザで扱いやすくしたい場合には、single_textを選ぶケースが増えています。

次に重要なのが、formatオプションです。これは日付の表示形式を決めるための設定で、「年を先にするか」「月を先にするか」「区切り文字を何にするか」などを指定できます。たとえば、日本では「YYYY-MM-DD」のような形式がよく使われます。formatを変更することで、ユーザーにとって馴染みやすい日付の表示に近づけられます。

さらに、yearsオプションを使うと、選択できる年の範囲を配列で指定することができます。「この予約フォームでは今年から来年までしか選べなくてよい」といった場合には、yearsで範囲を絞ることで、ユーザーの入力ミスも減らせます。また、placeholderを使うと、まだ何も選んでいないことが分かる初期表示のメッセージを設定でき、Symfonyのフォームをより親切な形で提供できます。

5. DateTimeTypeで日付と時間をまとめて扱う

5. DateTimeTypeで日付と時間をまとめて扱う
5. DateTimeTypeで日付と時間をまとめて扱う

予約システムやイベント管理の画面では、「日付」と「開始時間」を一緒に扱いたいことがよくあります。このような場合に役立つのが、SymfonyのDateTimeTypeです。DateTimeTypeは、日付と時間をセットで扱うフォームタイプで、1つの項目で「何年何月何日何時何分」という情報をまとめて入力してもらうことができます。

イメージとしては、「カレンダーと時計が一体になった入力欄」です。ユーザーは日付と時間を同じ場所で指定できるため、予約開始時刻やイベント開始時刻の入力がスムーズになります。内部的には、Symfonyが日付と時間を合わせたデータとして処理してくれるので、コントローラ側での処理も分かりやすくなります。

DateTimeTypeでも、DateTypeと同じようにwidgetやformatなどのオプションを使ってカスタマイズできます。日付はカレンダー形式、時間は選択ボックス形式、といった組み合わせも可能です。Symfonyのフォーム処理を理解するうえで、DateTimeTypeを使うと「日付と時間を一つの値として扱う」という考え方にも慣れることができます。

6. TimeTypeで時間だけを入力するフォームを作る

6. TimeTypeで時間だけを入力するフォームを作る
6. TimeTypeで時間だけを入力するフォームを作る

次に、時間だけを入力するフォームを作りたい場合について見てみましょう。例えば、「開店時間」「開始時刻」「終了時刻」だけを扱いたい場合には、日付までは必要ありません。このような場面で活躍するのが、SymfonyのTimeTypeです。TimeTypeは、「何時何分」といった時間だけを扱うフォームタイプで、時計にフォーカスした入力欄だと考えると理解しやすいです。

TimeTypeを使うと、時間を選択ボックスで指定したり、single_textにして一つの入力欄から時間を入力してもらうことができます。営業時間の管理画面や、毎日同じ時刻に実行されるタスクの設定画面など、Symfonyで時間に関する設定画面を作るときに便利です。フォーム処理の観点では、TimeTypeもTimeオブジェクトとして扱われるため、後続の処理で比較しやすくなります。

また、TimeTypeでも、分や秒を扱うかどうかを調整したり、ステップを決めて「5分刻み」「15分刻み」のように選択させることも可能です。これにより、ユーザーが細かすぎる時間を選びにくくでき、Symfonyフォームの使い勝手を高めることができます。

7. フォームクラスでDateTypeを追加する基本的な流れ

7. フォームクラスでDateTypeを追加する基本的な流れ
7. フォームクラスでDateTypeを追加する基本的な流れ

ここからは、実際にSymfonyのフォームクラスにDateTypeを追加するイメージを紹介します。フォームクラスとは、Symfonyの中でフォームの項目をまとめて定義するPHPクラスです。初心者の方は、「フォームの設計図」と考えると分かりやすいでしょう。この設計図の中で、日付用の項目としてDateTypeを追加します。

以下は、ごくシンプルな予約日を入力するためのフォームクラスの例です。コードの細かい書き方は徐々に慣れていけば大丈夫なので、今は「予約日という項目にDateTypeを使っている」と理解しておけば十分です。


use Symfony\Component\Form\AbstractType;
use Symfony\Component\Form\FormBuilderInterface;
use Symfony\Component\Form\Extension\Core\Type\DateType;

class ReservationType extends AbstractType
{
    public function buildForm(FormBuilderInterface $builder, array $options): void
    {
        $builder
            ->add('reservedAt', DateType::class, [
                'widget' => 'single_text',
                'format' => 'yyyy-MM-dd',
            ]);
    }
}

このように、SymfonyのフォームクラスでDateTypeを使うと、「reservedAt」という項目が日付専用の入力欄として扱われるようになります。widgetやformatの設定を変えることで、表示方法や入力形式を調整できます。Symfonyのフォーム処理では、このフォームクラスと、後で説明するコントローラやテンプレートが連携して、画面とデータをつないでくれます。

8. コントローラとTwigテンプレートでフォームを表示する流れ

8. コントローラとTwigテンプレートでフォームを表示する流れ
8. コントローラとTwigテンプレートでフォームを表示する流れ

次に、Symfonyのフォームを画面に表示する流れを簡単に確認しておきましょう。フォームクラスを作っただけでは、まだ画面には何も表示されません。コントローラでフォームを作成し、そのフォームをTwigテンプレートに渡して、テンプレート側でフォームを描画します。ここでは、SymfonyのフォームでDateTypeを使った予約フォームを表示する一連の流れを、イメージしやすいように説明します。

まず、コントローラではフォームファクトリを使ってフォームを生成します。生成したフォームオブジェクトをTwigに渡し、Twig側で{{ form_start() }}や{{ form_widget() }}を使ってフォームを表示します。具体的なコードは次のようなイメージになります。


use Symfony\Bundle\FrameworkBundle\Controller\AbstractController;
use Symfony\Component\HttpFoundation\Request;
use Symfony\Component\HttpFoundation\Response;

class ReservationController extends AbstractController
{
    public function new(Request $request): Response
    {
        $form = $this->createForm(ReservationType::class);

        $form->handleRequest($request);
        if ($form->isSubmitted() && $form->isValid()) {
            // ここで日付データを取得して保存する処理などを行う
        }

        return $this->render('reservation/new.html.twig', [
            'form' => $form->createView(),
        ]);
    }
}

Twigテンプレート側では、渡されたform変数を使ってフォームを描画します。DateTypeで作られた日付入力欄も、自動的にHTMLの入力欄として表示されます。TwigのテンプレートはHTMLに近い構造なので、画面のデザインを意識しながらフォームの配置を調整できます。


{# templates/reservation/new.html.twig #}
{% extends 'base.html.twig' %}

{% block body %}
    <h1 class="fs-3 mb-3">Symfonyのフォームで予約日を入力</h1>

    {{ form_start(form) }}
        {{ form_row(form.reservedAt) }}
        <button class="btn btn-primary">送信</button>
    {{ form_end(form) }}
{% endblock %}

このように、Symfonyのフォーム処理では、フォームクラス・コントローラ・Twigテンプレートが連携して、日付や時間を安全にやり取りします。DateTypeやTimeTypeを使うことで、日付や時間の入力欄も他の項目と同じように簡単に扱えるようになります。

9. 日付・時間フォームでつまずきやすいポイントと確認事項

9. 日付・時間フォームでつまずきやすいポイントと確認事項
9. 日付・時間フォームでつまずきやすいポイントと確認事項

最後に、Symfonyのフォームで日付や時間を扱うときに、初心者がつまずきやすいポイントをいくつか整理しておきます。まず多いのが、「画面の表示形式と内部の形式が一致していない」という問題です。formatオプションとブラウザ側の表示がずれていると、「入力したはずなのにエラーになる」といった状況が起こりやすくなります。日付の順番や区切り文字がどのようになっているかを、実際の画面で確認しながら調整していきましょう。

また、DateTypeやDateTimeTypeをsingle_textで使う場合、ブラウザやスマートフォンによって見た目が少し変わることがあります。ある環境ではカレンダーが表示されるのに、別の環境では単なるテキストボックスに見えることもあります。Symfony側の設定だけでなく、ブラウザの仕様も影響するという点を知っておくと、動作確認のときに慌てなくて済みます。

さらに、日付や時間はタイムゾーンという概念の影響も受けます。タイムゾーンとは、「どの国や地域の時間か」を表すものです。初心者の段階では、細かいタイムゾーンの設定までは意識しなくてもかまいませんが、「サーバーの時間と表示される時間がずれて見えることがある」ということだけ覚えておくと役に立ちます。Symfonyのフォーム処理で日付や時間を扱うときは、画面の表示、入力形式、内部のデータの3つが合っているかを意識すると、トラブルを減らすことができます。

Symfonyのフォームで日付や時間を扱う方法を理解しておけば、予約フォーム、イベント管理、勤怠入力など、さまざまなウェブアプリケーションに応用できます。まずはDateType、DateTimeType、TimeTypeといった基本的なフォームタイプを使って、小さな画面から試しながら慣れていきましょう。Symfonyのフォーム処理は最初は少し長く感じるかもしれませんが、一度流れをつかめば/symfony/formの学習にも大きく役立ちます。

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